家族の健康は食から守ろう!食べ物によって変わる病気の根本
何だか最近の私は疲れやすい。子供はアトピー・アレルギー持ち。
夫も健康診断でひっかかったみたい。両親は病気があるし。みんなの健康をなんとか手軽に改善できないものかと思いませんか?
別々に見える病気も、実は、もとをたどると一つの現象が招いているようです。
健康で家族みんなが元気で過ごせるようにするには、いったいどうしたらいいのかみていきましょう。
世の中には病気がたくさんになった
世の中にはいろいろな病気があります。
まだまだ小さい赤ちゃんのうちからでも、アトピーやアレルギーを抱えて悩む子が急増しています。
頑張って産んだ子の肌が、ブツブツして痒そうに掻いている姿は母親として悲しいですし心配にもなりますよね。
また、夫が最近メタボ気味で健康が気になる年代にも差し掛かってきました。
中年以降は糖尿病や高脂血症などが気になるという方もいるでしょう。
親の事を位にかければ、新しい病気が見つかったとか、癌が心配という方もいらっしゃいます。
高血圧だ、心臓病だと何かの病気を患っている方もいます。
近年ではこういった病気になる年齢は年々若年化してもいるのです。
たくさんの人が健康ということを意識するようになっています。
病気にかかるのは、ただ年齢のせいという事ではない事がわかってきています。
病気は何によっておこるのか、その原因も様々だと思われています。
でも、一見、バラバラに見える様々な病気なのですが、何が病気を引き起こすのか、そのもとは1つの事にたどり着きます。
近年わかってきたことは、昔のような生活スタイルの民族では今みんなが悩むこういった病気がなかったという事です。(※1)
昔は、こどものアトピーやアレルギーもなかったのです。
私達の生活が変わってきたことによって、様々な病気になるようになってしまったわけですね。
その一番の原因とは、生活スタイルが変わった事に、細胞の中の遺伝子が適応できない事だと言われています。
私達人間は長い歴史とともに、進化するたび環境に合わせ、DNAも変化させてきています。(※2)
ただ、近年は生活スタイルの変化についていかれないくらいのスピードになっているため、環境とDNAとにミスマッチが起きてしまっているようです。
でも、気をつけさえすれば、健康でずっと過ごせますし、家族みんなの健康を守ることができます。
病気は生活習慣が作り上げている。
死亡原因の上位を占める病気は、生活習慣病と呼ばれるようになりました。
生活習慣の積み重ねで、病気になります。
その前段階として健康診断を受ければ、「メタボリックシンドロームですよ~。」と、要注意判定が下ります。
生活習慣をちょっと変える事で改善していかれますし、また、予防することもできるのです。
今増えている糖尿病は、なんとなく血液の中の糖が増えるだけというイメージの病気ではないでしょうか。
それほどに危険視されていないかもしれません。
でも、私たちの血管というのは糖にさらされるのを嫌います。
血管がダメージを受けて傷ついてしまうからです。
傷ついたところから、菌や毒素などがどんどん体内へ侵入してありとあらゆる病気を引き起こしもします。そして神経をもダメにしてしまいます。
全身がボロボロになる病気ですが、それほどに恐れられてはいません。
ただ、糖尿病を発症しなくても、「精製された糖」を多く摂取しているとアトピーやアレルギーにもなりやすくなります。
ただ、どの病気もじわじわ進行しているため、本人が病気になるのに気づきにくいというのが問題です。
そのため、生活習慣を変えることなく過ごしてしまうため病気を発症してしまっています。
母親の生活習慣によって生まれてくる子供の健康も変わってしまっているのです。
そのため、現代では小さい赤ちゃんも免疫が暴走しておこる病気を発症しているわけです。
こんな生活要素が病気の源に
ただ、どういった要素が免疫を暴走させて病気につながるのかちょっと見ておきましょう。
- 適さない食事
- ストレス
- 肥満
- 歯周病
- 睡眠不足
- 運動不足
- 環境汚染
- 化学物質
これらに共通する事は一体何かをみてみると、いかに体を劣化させてしまうライフスタイルを持っているかという事なのです。
病気というのはある時突然なるものではなく、途中経過があるものです。
体を劣化させる生活習慣に細胞がうまく適応できずに、結局は細胞を老化させていくから全身が老化していきます。
どこかの器官が劣化することで、機能しにくくなります。
その状態が続くと病気になります。
あなたの大事な体を最も劣化させてしまうのは、それは「炎症」とよばれるものです。
あまり聞きなれないかもしれませんが、「炎症」という状態が細胞を激しく劣化させてしまうため、様々な病気になりやすくなります。
一見違う、アトピー、アレルギー、心臓病も、高血圧も、糖尿病も、アルツハイマーやうつ病などまでも全てこれら炎症と関連していると様々な研究からいわれています。
逆にこの体の中でおきている「炎症」を抑える事ができれば、様々な病気を予防できます。
今、お子さんがアトピーやアレルギーといった病気を抱えて悩んでいたらそれを改善することもできます。
夫のメタボが気になるという場合も同じように気をつければ家族みんなの健康をあなたが守る事ができるようになります。
(※1)https://www.dovepress.com/comparison-with-ancestral-diets-suggests-dense-acellular-carbohydrates-peer-reviewed-article-DMSO
(※2)https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15699220/
細胞をどんどん劣化させていく炎症
炎症ときくと、あなたは何をイメージしますか?けがをして傷口ができるとそこが赤くなりますよね。
これは体の中で外から外敵(がいてき)が入ってきたものに対して、体の中で免疫(めんえき)が働いている証拠です。
それも炎症反応のサインなんです。
でも、こういった炎症がおこるのはごく自然な反応なのでよいのですが、問題になるのは、体の外だけではなく体のなかでも起き、さらに慢性的にずっと続いてしまう事にあるんです。
体の中で起きる炎症は、じわりじわりと本人が気づかないようなやけどをおっていくかのように、体の中が燃えていくようなイメージなんです。
ちょっと怖いですよね・・・。
本当にじわりじわりといった感じなので、本人に症状もなく気づかないまま燃え続けしまいます。
なんか一瞬、夫のメタボのおなかの中って燃えてそう・・・って思いませんでしたか?
子供のアトピーとかも、外の皮膚の病気というよりは、中の炎症が外に炙り出されてきている感じ・・とか。
まさか、私のお化粧のノリが悪いのも関係しているとか・・・?
そう、心の中をよぎったかもしれません。
そしてこの炎症の何が怖いかというと、「細胞への劣化ダメージがものすごく大きい事」なのですね。
慶応大学とニューキャッスル大の共同研究によってわかった、最も老化させてしまう原因は炎症反応だったというものがあるんです。(※3)
日本に住む1,554人のご長寿さんを年齢ごと4グループにわけて、代謝や肝機能、腎機能、細胞の劣化、テロメアの状態などを調査した結果、体内の炎症が最も老化に影響するという事が判明したのです!
細胞分裂の回数を決定するものに、遺伝子のテロメアの長さというが関連します。
細胞の設計図といわれる遺伝子のしっぽの方についているテロメアというものの長さが、細胞分裂の回数を左右しているんですね。
そう、赤ちゃんとか子供とか若いうちは長いんですよ。
病気や老化、死に近づくほど、長さが変わって短くなります。
この長さによって細胞分裂の回数が変わってくるため、細胞死までの寿命がわかってしまうんです。
赤ちゃんのうちほど長く、老化とともに短くなります。
そして、このテロメアの長さに影響を与えたのが、なんと炎症です。
私のお肌の具合も、もしかしてこのテロメアが関係するの?なんてピンときたかもしれません。
炎症によって細胞の寿命が縮んでいるという事なので、若さや健康と大いに関係があるんですよ!
そしてこの研究からわかったのは、炎症に比べ、腎臓、肝臓の機能、糖代謝、脂質代謝、免疫細胞の老化は影響が少なかったというのです。
ちょっと難しいかと思いますが、体の細胞の老化度合いに影響を最も与えたのは「炎症」だったという事です。
アンチエイジングや健康を考えれば、炎症対策をとってくことが細胞にとっては重要になっていくという事です。
炎症対策をしていくことで、細胞の劣化を食い止めやすいという事ですね。
夫が健康で働いてくれる、主婦の私がいつまでも若くきれいでいたい、子供のアトピーとか勉強ができるとか、さらには将来の健康と寿命にまで影響していくのが、なんと、「炎症」だったんです。
(※3)https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2352396415300815
炎症反応が老化に関わる事がわかってきた
いままで老化の原因と考えられてきた要素はいろいろあります。ただ、その中でも影響力が大きいものに取り組んだ方が健康効果は高いはずです。
慢性炎症が老化に関わっていることは、以前から知られていたものの、炎症が老化を進める原因だと確認されたのは最近の事なのです。
体内の炎症レベルを見れば、老化のスピードが予測できるという事までわかったそうです。
凄いですよね。
健康的に過ごし、できるだけ細胞を良い状態で温存していくには「炎症対策」が最も大事であることを示しているのです。(※4)
この炎症反応はいろいろな原因が重なり合って起こります。
炎症と言えば、転んでけがをすればそこが赤くはれたりもしますよね。
かゆみや痛みを伴ったもので、体の中に入ってしまったばい菌と闘ってくれます。
キズになったところを治癒に向けて働きかけてくれるシステムです。
○○炎とよばれるようなものは全て炎症です。
また、風邪なども急性上気道炎などといって炎症反応として対処して体を治癒の方向性へ働きかけてくれます。
炎症そのものは体の中の免疫システムが働いてくれているおかげで健康を保つために必用ではありますが、問題になっていくのは慢性的な炎症の事です。
免疫系のバランスが崩れてしまうからです。
炎症を長引かせるようになると、免疫系は暴走を始めてしまい、本来は健康的で正常なものでも攻撃をしてダメージを与えるようになってしまうためです。
そして、細胞がダメージを受けてしまう。
認知症、うつ病、心筋梗塞、糖尿病、肥満、アトピー性皮膚炎、アレルギー、不妊など、どれも一見違うような病気や状態に思われるかもしれません。しかし、「慢性炎症」という共通点が潜んでいることが着目されています。
今まで、万病のもととなっていく根本原因に「炎症」が関連していたと聞いたことが無いのではないでしょうか?
この話を聞いてはじめて根深い原因を知って、みなさんあっと驚かれます。
そのため、子供のころから、精神的にストレスを抱えやすい環境で育っていたとしたら、それだけで脳の炎症になってしまします。
そのため集中力を欠き、仕事でもミスが多くなります。
子供のころから甘いものを食べてきたという事もそうです。肥満があってもそうです。
大人になってからでも運動不足があれば炎症レベルは高まります。
除菌ばかりしていてもそうですし、添加物が入ったものをたでていてもそう。
外に出る事が少なくビタミンDが不足しても、睡眠不足でも炎症レベルは高まります。
炎症のもとは沢山あり、今後研究が進めば、原因とおもわれるものはもっとたくさん見つかる事でしょう。今のライフスタイルは昔と変わったことが大きな原因です。(※5)
体のどこかで起こっている炎症は血液が全身をめぐる際に、全身の炎症になってしまいます。
あなたの体のどこかでおきた炎症がもとで、体のどこかへダメージを与えそして病気を引き起こすようになっていくのです。(※6)
(※4)https://www.cell.com/trends/pharmacological-sciences/pdf/S0165-6147(96)01004-8.pdf
(※6)https://www.health.harvard.edu/staying-healthy/playing-with-the-fire-of-inflammation
なぜ劣化のもと「炎症」が増えたのか
炎症というキーワード。
炎症のもとは沢山あるのですが、なぜこんなに増えたのでしょうか。
その答えとして、最もしっくりいく考え方で「旧友仮説」というものがあります。
昔と今とでは随分と生活が変わりました。
とても増えたものあれば、減ってしまったものもあります。
何が一番減ってしまったのか、それは、大事なお友達と暮らさなくなったという事です。
ヒトにとって、大事なお友達とは?それは、菌です。
アレルギーのもとは何かというと、殺菌しすぎたからだ。という衛生仮説があります。
キレイにし過ぎて、除菌して衛生的にし過ぎた結果、免疫バランスが崩れて、別の病気をまねいています。
このように、今まで仲良く一緒に暮らしてきたお友達を遠ざけるような暮らしぶりによって、別のところで不調がでるようになりました。
これが旧友仮説です。
腸内細菌の専門家であるグラハム・ロック博士は、現代の病気の多くは、免疫システムがうまく働かなくなってしまったことが原因だと言います。(※7)
私たちは、免疫システムを作り上げてくれる微生物(我々の旧友だ)を日常の中から遠ざけ、触れる機会が減ってしまったのです。
私たち人類は、微生物たちと協同で免疫システムを作ってきています。(※8)
さらに、一緒にこのシステムを作ってきた過程は全てDNAに刻まれているのです。
人の免疫機能をはじめ、様々な機能は、微生物とともに共存しない限りうまく機能しなくなっています。
菌を遠ざけ、さらには菌のエサをあげないという生活に変わってしまいました。
除菌とか抗菌ってキレイでいいイメージがありますよね。
でもこういったキレイすぎる生活はお友達を遠ざけてしまったという事です。
今でも昔ながらの生活をしている民族と比べてみても現代人の腸内環境は随分変わってしまっているようです。
比べものにならないレベルで多種多様な菌と共存しています。
8,000年前の人類の腸内細菌を調べた研究と比べても、大昔の人類も現代人と比べると菌の種類が変わっていたようです。
お友達付き合いによって、炎症も進んでしまっています。
最近の研究では、病気になりやすい人には特定の菌がいる事も分かってきています。
そして、病気の人と健康な人を比べると、菌の種類や数が違う事も分かってきました。
(※7)https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3831972/
(※8)https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1111/cei.12269
ハーバード大学流 炎症への正しい対策
炎症は炎のようなものといわれています。
体を守る免疫機能でありながら、ずっと起こり続ける事で問題になります。
炎症では、急性炎症と慢性炎症と2種類あります。
一過性ですむ急性炎症と違い、慢性炎症はじわじわとつづくことが問題になっています。
じわじわ自分の体のなかの臓器や器官がダメージを受けて、病気になるまでわかりにくいですね。
しかも、根本原因が炎症だと知られていません。
薬を飲み、症状を抑えるといった対症療法が治療であり解決法だと思われてしまっています。
なので、なかなか解決せず長期にわたって患いかねません。
近年では青年でもメタボリックシンドロームがものすごい勢いで増えているといいます。(※9)
子どもの肥満も増えていますよね。
そのため若くても病気になりやすい人は増えています。
炎症は慢性疾患に共通し、さらに老化のもとでもあるのです。(※10)
そして、そこに対する対策は、食事とライフスタイルの見直しが急務だとされています。
ハーバード大学Luster博士からのアドバイスは特に以下の4点を優先させるべきだとしています。(※11)
・歯周病のケア
・高コレステロールの改善
・禁煙(喫煙の毒素は直接炎症と関連するみたい)
・食事からのとりくみ
もちろん、ストレスを減らし運動をするなど他にも有効な方法はありますが、食事は毎日のことなので取り組むことではやくに効果が得られます。
健康意識が高い方には、是非食事から見直していただきたいところです。
家族みんなの健康を守る主婦は、毎日の食事から健康を守っていってあげてくださいね。
(※9)https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15175438/
(※10)https://harvardmagazine.com/2019/05/inflammation-disease-diet
(※11)https://www.health.harvard.edu/staying-healthy/playing-with-the-fire-of-inflammation
食事からの炎症対策
精製された糖質を減らしましょう。
精製された糖質は以下になります。
・砂糖(ソーダやキャンディーなど)
・高果糖のシロップを含む飲料(ジュースドリンクやスポーツドリンクなど)
・精製炭水化物(白パンやパスタなど)
全粒穀物を目指す事ですし、果物などはそのままを食べるようにします。
ポリフェノールなどを含むものによる抗炎症作用も食べ物から取り入れていきましょう。
ポリフェノールとして知られる抗酸化物質が豊富な食品を取り入れます。
これらの抗酸化物質には多くの抗炎症特性もあります。
タマネギ、ターメリック、赤ぶどう、緑茶からのポリフェノールは優秀です。
さらに、すべての種類のベリー類、チェリーやプラム、ホウレンソウ、ケール、などの緑黄色野菜にポリフェノールが豊富に含まれています。
そして、油をオメガ3脂肪酸から摂取するようにします。
オリーブオイル、亜麻仁油、およびサケ、イワシ、サバなどの脂肪の多い魚は、オメガ3脂肪酸を含み健康にプラスになります。
そして、さらに大事なのが、既定の量を食べればいいということではなく、これらの多くとった方が良い食べ物は毎日たくさん摂取していく習慣が大切です。
毎日の食事を変えるだけでも健康的に過ごせるようになります。
(※12)https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15175438/
(※13)https://harvardmagazine.com/2019/05/inflammation-disease-diet
(※14)https://www.health.harvard.edu/staying-healthy/playing-with-the-fire-of-inflammation
健康長寿の秘訣 地中海式食事療法のすごさ
健康で長寿として研究から最も有力視されている食事療法が地中海式食事療法です。
地中海式食事療法の主要な要素である野菜や果物、ナッツ類には、抗酸化・抗炎症作用があります。
地中海式食事療法の食品を含む食べ物が、テロメアの長さに関連するかという部分を調べた研究があります。
テロメアとは細胞分裂の回数を何回するのかを決めている部分で、生まれたときほど長く、加齢とともに短くなってしまいます。
しかし、テロメアの長さは伸びたりも縮んだりもして、生活によって変化しうるものです。
公衆衛生大学院が女性看護師12万1700 人を対象に1976年から今も継続している追跡研究のデータを解析して行われています。
その結果、地中海式ダイエットの評価点数が高いほど、テロメアは大幅に長い状態が保たれていることが分かったのです。
逆に、点数が1点減るごとに、テロメアは短縮して老化は平均1.5年分進みました。評価が3点減れば平均4.5年の老化に相当するものです。
この数値はというのは、非喫煙者に対する喫煙者の老化の進み具合=4.6年や、身体活動の多い女性に対する少ない女性の老化=4.4年、恐怖症や不安障害の程度が弱い女性と強い女性の老化の差=6年に匹敵するようです。
食べ物から元気になろう!地中海式食事療法のすごさ
地中海式食事療法のピラミッド図はこちらからも閲覧可能です。
https://oldwayspt.org/traditional-diets/mediterranean-diet
- 米パンやパスタなどの全粒粉の穀類を多く取る。
- 野菜や果物を毎日食べる。
- ナチュラルチーズとヨーグルト乳製品はやや控えめ。
- 毎週、豆やナッツとイモを取る。
- 油はオリーブオイルを毎日。
- 食事と一緒に適量の赤ワインを飲む。
- 赤身の肉(牛と豚)は月に1回程度まで。
- 鶏肉、卵、魚介類は週に2回程度ほど。
このピラミッドを見れば分かって頂けると思いますが、地中海食ダイエットスコアには「これは食べてはダメ」というものはありません。
なので、食べる頻度に留意すれば、これダメと負担感を感じすぎない点でもよいでしょう。
これならばストレスをためずに、無理なく続けることも可能でしょう。
ピラミッドの下部にあるもの程高い頻度で摂取していくようにします。
上部にいく程、食べる頻度は控えることが好ましいとされています。
穀物、野菜やフルーツ、オリーブオイルなどは毎日、
鶏肉や魚介類や卵などは週2~3回、鶏肉以外の肉類は月1回摂取するのが望ましいとされています。
お菓子などは月に1回程度がよいという頻度。
食べてもいいけれど、回数の頻度はやはりご褒美(ほうび)程度にとどめていくことが良いのでしょうね。
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