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医療監修コラム

おくらは夏も元気に乗り切るためのパワフルお野菜

夏の野菜と言えば、オクラがありますよね。ネバネバしていて子供達も大好きです。我が家ではオクラはゆでて食べたり、夏カレーにいれたりです。

比較的くせが無く小さいお子さんでも食べやすく、さらには優秀なお野菜です。

オクラにはビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素が多く含まれています。

 

オクラの栄養と効果

【ビタミン】
■β‐カロテン
β‐カロテンは、体内でビタミンAへと変化し、鼻や喉の粘膜や皮膚の健康を保ったり抵抗力を強くする働きがあり、免疫力の維持に役立つ栄養素です。

■葉酸
葉酸はビタミンB群の仲間です。そして体内では赤血球の生産を助ける働きをしているため、不足すると貧血の一因となることがあります。妊娠を希望する女性にとっても欠かせない栄養です。また、細胞の生産や再生を助ける働きもあるため、欠かさずに摂りたいビタミンです。

【ミネラル】
■カリウム
カリウムには、体内の塩分を排出する働きがあるため、高血圧予防に効果的です。

■カルシウム
オクラ100gあたり、92㎎のカルシウムが含まれています。牛乳に含まれるカルシウムが100gあたり110mgなので、オクラは野菜としては多くのカルシウムを含んでいることがわかりますね。近年ではカゼインが入っている牛乳はアレルギーの子もいて見直されつつあります。必要なカルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素ですが、タンパク質でなくてもお野菜からもしっかり採れるのが嬉ですね。

【食物繊維】
オクラ100gあたり5.0gの食物繊維が含まれています。ゴボウというと食物繊維が多いイメージがありますが、オクラはその約2倍の量です。

そしてオクラに含まれる水溶性食物繊維やペクチンは、体内で水分を吸収しお通じをよくしてくれる作用があります。

なおペクチンはオクラの特徴である、ネバネバ成分を作る成分の一つでもあるのです。ネバネバは食物繊維の一種。この食物繊維は、血糖値の急激な上昇を防いだり、コレステロールの吸収を妨げる作用もあるんです。そのため、生活習慣病が気になる方や、予防したい方にも役立ちます。

お野菜は無農薬のオクラを

これだけいろいろな栄養素が入っているオクラですが、できるだけ有機栽培されたもの、無農薬のものをえらんでいきたいですね。

肥料をつかえば、形もよく大きいお野菜は作れますが、自然の形であるほど、強くたくましいDNA情報をもったお野菜になっています。

同じオクラでも海外から輸入した場合は防腐処理されたりで結局は体に不健康でもあります。

オクラとかは家庭菜園もできますし、また信頼できる作り手の農家さんから購入していくといいですね。

 

 

 

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