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医療監修コラム

1日1個のりんごで医者いらず?りんごの凄い効果

昔から、りんごを食べると医者を遠ざけるなんていわれるくらい健康レベルを高めてくれる果物として親しまれています。

特に寒くなる秋から冬にかけては免疫力を高め元気に過ごしたいですよね。

そんな健康レベルをアップしたり、免疫力を高めてくれる効果も期待できるのがりんご。

日本でもなじみがある果物です。

 

こちらの記事は特に

・腸内環境を整えたい方

・免疫力を高めたい方

・元気で冬を乗り切りたい方

に適した内容になっています。

 

りんごのもつ嬉しい効果とは

りんごは、人類が食べた最古の果物だともいわれています。
昔から「1日1個のりんごは医者を遠ざける」といわれているほどです。

りんごにはクエン酸やリンゴ酸などの有機酸、カリウムなどのミネラル類、食物繊維の一種であるペクチンなどの栄養素が豊富にたっぷりと入っています。

また、強い抗酸化作用をはっきするりんごポリフェノールもはいっています。
そのため、がんや高血圧などの生活習慣病を予防し、血流を改善したり、悪玉コレステロール値の低下などに役立ってもいます。

さらには、口臭予防や美白効果、ダイエット効果もあると考えられ注目されています。

りんごダイエットなども一時はやりましたよね。

 

りんごは特に免疫力を高めてくれる

りんごに含まれている様々な成分の中で、特に注目したいのが免疫力アップ。

便秘の解消などにも効果があるのですが、私達の体の中で免疫に関わるのは腸です。この腸が良い調子で働けるように微生物とうまく共存できることで免疫力は高まるようになっています。

りんごで腸内環境を整える
りんごにはペクチンという腸内の善玉菌である乳酸菌を増やし、腸の調子を整える働きがあります。

また、ペクチンは腸内の悪い物質をくっつけて体外に排泄する働きもあります。
腸内環境を整えることからも免疫力を高めてくれます。

 

腸の中の菌が助けてくれる

ジャーナル「フロンティア―ズ・イン・マイクロバイオロジー(Frontiers in Microbiology)」に掲載された研究論文によると、リンゴには驚くほどの数多くの微生物(細菌)が繁殖しているというのです。

リンゴが健康に良いのは主に、これらの微生物のためでもあると考えられるのです。りんごのもつポリフェノールや食物繊維などと一緒に、菌そのものも一緒に繁殖しているということ。

オーストリアのグラーツ工科大学の研究者チームは微生物を調査した結果、なんとリンゴ1個当たり、およそ1億個の微生物もいたのを確認したのです。

微生物の大半は、種、へた、茎、髄に繁殖しているといいます。そして皮にはそれほど多くは繁殖していなかったといいます。

私たちの健康には、マイクロバイオーム(腸内微生物叢)が多大な影響を及ぼしているとも言われています。

そのため、将来的には食品の栄養成分表示に微生物についての情報を記載するようになる可能性もあるといいます。

りんごそのものに含まれる成分とさらには沢山の菌達によって健康を作る手助けをしてくれているのです。毎日1個のりんごを食べる週間はいかがでしょうか。

できるだけ無農薬、できるだけ有機栽培で菌がたくさんいるりんごを選んでいきましょう。

 

 

参考文献

(1)https://forbesjapan.com/articles/detail/28870

(2)https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22190137

(3)https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21561165

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