無農薬野菜を家族に食べさせてあげたい!そのためには?
近年は、体に良い野菜を子供に食べさせてあげたい!そう思うお母さんがとても増えています。
子供をはじめ、家族の健康を食事から守ってあげたいとおもうくらい現代はいろいろなアレルギーをはじめ病気も増えました。
そんな病気が増えるようになった原因としても添加物や農薬の使用なども一役買っているんですね。完全無農薬という野菜は難しいまでも、できるだけ農薬を使用せず安心して食べられる野菜を手に入れたいとも思います。今回は、無農薬のお野菜についてメリットやデメリットもお伝えしますね。
よくある「無農薬」というお野菜について
よく耳にする「無農薬野菜」「無農薬栽培」というものがあります。これらの「無農薬」という言葉は本来は原則的には表示してはならないとも言われています。
体によいのに、何で?と思いますが、農作物をつくっていくには、いろいろな影響を受けるため消費者に誤解や混乱を与えないようにというもののようです。とはいっても、そのルールを順守するの義務や罰則はありません。
なぜ、表示禁止とまでされてしまうのか、その理由としては、せっかく農薬を全く使わない栽培をしても、土壌に残っていた農薬や周辺の土地やどこかで飛散してきた農薬が含まれる可能性もあるからです。種に農薬が使われていることだってあるくらいです。
全く使用していなくても影響を受けた可能性があり、「無」と付くだけでは正確な情報が伝えきれていないためだというのです。
では、何でもって農薬を使っていない作物なのかをしることができるのかというと、“自分が栽培している限りでは農薬の使用はしていない”ということを示す表示はOKだといわれています。
・農薬未使用
・農薬無散布
・農薬を使っていません
などと表示することで、消費をする人にとって農薬が使わずに栽培された作物だとつたえることができるのです。
農薬を使わないことによるメリット
農薬を使用しない、またはその量をへらすことによって、自然サイクルのなかでの栽培となって環境そのものへの負担が減らすことができるのです。
無農薬・無肥料といった方法の自然農法だと農薬をつかわないのにも関わらず、おいしいお野菜が栽培できるのです。
農薬や肥料も海外から輸入し、自然環境にはダメージを与えながらの農業は持続可能とばかりも言えないのでしょう。
また、体のことや家族のことを考えると、不自然な形で栽培されている農作物へ不安をもったりもします。
農薬は定められた基準に沿って使われていれば問題ないとされていますが、気になる人にとっては安心を得るための一つの材料となるでしょう。
農薬の中にはいくら基準値といっても戦争の兵器として使用されていたものだってあるのです。
できれば、体の中に取り入れないのに越したことはないでしょう。長年かけて蓄積していくことが、体の不調や病気への影響としてじわじわと浸透してしまうものでもあります。
農薬を使っているほど、妊娠率が下がるなど健康だけでなく生殖にも影響がでてきています。
農薬を使わないことによるデメリット
農薬を使わない野菜栽培のデメリットとして、農作物が虫だらけになってしまうという問題です。
また、雑草なども沢山は得てくると栄養の取り合いになってしまいます。
そのため、農薬は、農作物の品質を保ち、効率よく安定して作物を育てるためには一役買っているものでもあるのです。
人が雑草をとり、虫が入らないように手間をかけてあげるコストはとても負担になる物でもあります。
沢山の人が食べる農作物をほどよく手軽に生産できないと、農家さんもとても生活が苦しくなってしまいます。
草がはえ、肥料もない状態だと土壌の状態が悪く痩せてしまいます。
見た目のよさや形のよさにこだわりすぎなければ、ある程度は自然農法で安全でおいしい野菜を収穫することもできます。
それには、農薬を使わずに栽培しようとしてくれる農家さんが必要ですし、そのおやさいに対して理解をしめす消費者も必要になります。
無農薬の野菜は自分でつくるor購入する
無農薬の野菜は、自分でつくってみると本当に難しいなと思います。私も挑戦してみていますが、キャベツや白菜は虫だらけになってしまって穴が沢山開いてしまいます。
ただ、体にはいいのだろうなぁ・・・と思いながら、農薬を使わずに上手に栽培してくれる農家さんは本当に凄いなといつも尊敬しています。
また、なんども繰り返し種をとりながら栽培する自然農法は、農薬などがなくても強い種にもなっていくといいます。
なかなかそういった農法を取り入れているところも少ないですが、近年では農薬を使わない(または減らした)野菜の栽培をしてくださる方も増えてきています。
また、インターネットでもあるので探してみてください。
野菜を購入できる通販サイトもありますので、自宅に届く、安心なお野菜を楽しみに待つのも楽しみなものですね。
健康と食は切っても切れない部分があります。何か1つでもお野菜を育てて栽培してみることで、より興味・関心も高まり、農家さん達の想いや丁寧に育ててくれている思いやりをより近くに感じられるかもしれません。
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